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飛行機に乗って席に着く。
窓側の席は、優奈に譲ったよ。
窓の外を、へばり付くように見てるね。
由美子姉は、雑誌を読み始めてるよ。
シートベルト着用のアナウンスが流れ、キャビンアテンダントのお姉さんが説明するね。
そして、いよいよ離陸だよ。
「うわぁ~
なんか、〔ふわっ〕ってしたよっ?」
首を傾げて言ってます。
可愛いよぉ。
そんな僕らを由美子姉は、困った顔で見てるんだ。
何かな?
しばらくすると、お茶とお水のサービスが始まるね。
僕はレモネードを買ってみたよ。
優奈もジュースを購入だね。
由美子姉は、お茶で我慢してる。
自腹の辛さだよね。
旅行用のお小遣いは、貰えなかったみたいなんだ。
魔導機ができてから航空機の性能は、格段に上がったそうなんだ。
音も静かだしね。
以前よりも早く、到着できるんだってさ。
一時間ちょっとで、新千歳空港まで辿り着いたよ。
なので、お昼ご飯は、空港で摂ることにしたんだ。
僕は、上映された映画を観たりして、時間を潰したよ。
優奈は、外をずっと見てたけどね。
そんな感じで、空の旅を楽しんだよ。
途中で、エアポケットに入って、優奈が怯えたけどね。
抱き寄せて、頭を撫でたら落ち着いたよ。
由美子姉が、なにか、ブツブツ言ってたけど…
何だったんだろ?
そんなことはあったけど、無事にフライトが終わるよ。
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