日常15

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お婆ちゃんは、色んな料理を用意してくれていたよ。 やっぱり、こっちは、食材が素晴らしいね。 凄く、美味しかったよ。 釧路漁港から直送された魚介類。 牧場の新鮮なミルクや卵に肉。 夏野菜も豊富だね。 自家菜園の、取り立て野菜もあるんだよ。 お婆ちゃんが用意してくれていた料理を、みんなで美味しく食べたんだ。 ご飯の後、僕はお爺ちゃんに呼ばれたよ。 「どれ、どれ。  ここへ来やぁ」 呼ばれたから、お爺ちゃんの所へ行ったよ。 「少し、魔那を練ってみるのじゃ」 「分かったよ」 僕はそう言って、魔那を練ってみる。 「なんとのぅ。  これだけ高質の魔那を、豊富に練れるのかぇ。  何処まで習ったのじゃ?」 「小学校で習う魔術は、4年の時に終わったよ。  今はね。  魔術は習ってないんだぁ。  代わりに武術を、教わってるよ。  魔術を覚えるのが早かったからね。  {これら先は危険}って、教えてくれないんだよねぇ~  だから、武術なんだって。  {武術の鍛練で心身を鍛え、魔術に役立てる}って、言ってたよ」 お爺ちゃんが、呆れたように僕を見る。 「(少し、魔術を教えてやろうか)と、呼んだのじゃが…  こりゃ、教えることがないわい。  参ったのぅ」 そう言った後で、嬉しそうに笑ったよ。 何だか、嬉しそうだったね。 その後、僕とお爺ちゃんは、将棋をすることになったんだ。 僕、やったことないんだよねぇ。 優奈が、僕の後ろから覗き込んでくるよ。 優奈。 引っ付き過ぎ/// お爺ちゃんも、苦笑してるね。 僕、教わりながらやったよ。 まぁ、負けたけどね。
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