日常15

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その後で、朝ご飯だよ。 食べたら、お弁当を持ってお出掛けだね。 お弁当は、お婆ちゃんと僕、優奈が作ったんだ。 色々な料理を、教えて貰ったよ。 今日は屈斜路湖へ、泳ぎに行くのさ。 結構な人出だね。 んっ? 砂浜を、掘ってる人がいる。 何してるんだろ? 「おじいちゃん」 「なんじゃな」 「あれ。  何してるの?」 砂浜を掘ってるのを指差して、訊いてみたよ。 「んっ?  あれか。  あれはのぅ。  砂湯を、掘っておるのじゃよ。  ここら辺は、砂浜を掘るとのぅ。  温泉が湧くでな。  ああやって、簡易の露天風呂を作っておるのじゃ」 へぇ~。 面白いや。 「面白いね。  僕らも、やってみようよ」 「わぁぁっ!  賛成ぇ~」 「面白そうね。  ノッタわ!」 そう言うと、バンに積んであったスコップを持って、砂浜へ行く。 ああ、そうそう。 僕らはすでに、水着へ着替えてるからね。
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