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僕らが席に着いてすぐ、先生が入って来たよ。
そして、授業が始まったね。
本当に、ギリギリだったよ。
そして5時限目の授業が終わり、いよいよ魔術の時間だ。
5時限目が終わる時に先生が、{訓練服着用の元、訓練室へ集合しなさい}って、言ってたんだけど…
今日からは、武術鍛練じゃないんだよね。
何でだろ?
僕らは不思議に思いながら、訓練服を持って更衣室へ行ったんだ。
急いで着替えて、訓練室へ。
すぐに、6時限目が始まったよ。
すでに、お爺ちゃんと先生達は、来てたんだ。
武術の先生も来てるよ。
何故?
「よし。
揃ったようじゃな。
授業を始めるぞぃ」
お爺ちゃんはそう言って、みんなを見る。
「たしか、おぬしら。
魔那形成と放出が、できるのじゃったな。
これに、相違ないかのぅ」
〔〔はい!〕〕
「うむ。
良い、返事じゃ。
では、パチンコ玉くらいの魔那を、手の平へ作り出してみるのじゃ」
そう言われたから、僕らは手の平へ、魔那の玉を作ったよ。
「ほぅ。
全員が、すぐにできおったか。
では、な。
その魔那を硬くなるように、圧縮してみるとしよう。
但しじゃ!
ゆっくりと、行うようにのぅ。
急激に行うと、破裂する場合があるでな。
少々、危険ゆえ、気を付けて行うのじゃ。
また、周りとの間隔を、もっととれ。
他人の暴発に、巻き込まれる可能性があるでな」
そう言われて、みんなは慌てて間隔を空けてるね。
そして、魔那の圧縮を始めたよ。
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