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「あのねぇ。
あれは、凍夜が武器で遊んでるからでしょ。
真面目にやってたら、怒られてないよ」
溜息を吐いて言うと…
「なんでやっ!
ワイは、真面目にやってたでぇ?」
「できた武器を、複数持って振り回すのが?
投げて、別の武器で叩いてたよね?」
「せやで。
3刀流や5刀流の研究ややな。
あと、武器の強度をやな」
「すなっ!」
後ろから、゙ゴィィ~ン゙っと、殴られる凍夜。
「あいたぁぁぁっ!」
頭を抱えて、ゴロゴロと転がってるよ。
困ったものです。
そんな僕らの所、へ奈那子ちゃん達が来たね。
どうやら、複数精製できるようになったみたい。
「凄いわね。
これ全部、雄二君が作ったの?」
奈那子ちゃんが、感心して言ってくる。
「そうだよ。
この前に、色んな物を作ったけどね。
精製に慣れたから、始めたんだよ。
それをしてからじゃないと、細かな魔那圧縮って、難しいからねぇ」
「ほうなん?
ほんじゃぁ、うちらは、それからした方がええねぇ。
凍夜の馬鹿は、どうなんね」
桃子ちゃんの言葉に、凍夜が反応する。
「誰が馬鹿やねん。
ワイかて、色々やなぁ」
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