日常16

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みんなも、ようやく鎧の生成を始めたよ。 そしたら僕、お爺ちゃんに呼ばれたんだ。 「雄二や。  色々と鎧について、研究しておったようじゃのぅ。  造って、見せて貰おうかのぅ」 「うん…違った、はい。  分かっ…りました」 まだ、慣れません…敬語ヤダ。 そう思いながら、素早く魔那を圧縮。 そして、鎧を造り出したよ。 もちろん、僕の等身大マネキンに着せてね。 鎧は、インナーと内鎧、部分鎧で構成されてる。 インナーは、衝撃吸収や、鎧自体から身を守る物だよ。 長袖シャツや長ズボンに、緩衝材が付いてるって、思ってね。 頭にも、目だし帽のような感じで着けるんだ。 手袋や靴下もあるよ。 内鎧は、鎖帷子のような感じさ。 長袖シャツと長ズボン、それと頭巾だね。 最後に部分鎧だね。 まずは、胸当てだよ。 肩当と一体化しているタイプさ。 腰あてとブーツで、下半身をカバー。 ガントレットで手と腕を守るよ。 兜を被れば完成だね。 内鎧が露出してるけどね。 内鎧の強度が高いから、大丈夫さ。 動き易いように考えると、この形になっちゃったんだよ。 「ほぅ。  これは、また、完成度が高いのぅ」 感心して見てる、お爺ちゃん。 「じゃがのぅ。  ここは、このように…」 その後で、色々とアドバイスしてくれたよ。 それで、完成さ。 やったね。
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