日常16

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そして、新学期。 学期初の魔術の授業だよ。 もう全員が、圧縮魔那の鎧を装着だね。 だから、次のステップさ。 「爺ちゃん先生。  今日から、属性付与授業なんやろ。  わい、はよう属性攻撃、習いたいわぁ~」 凍夜が、そんな軽口を叩く。 馬鹿だねぇ~ 黙ってれば、良いのに。 ゙バコン!゙ ほら、殴られた。 「いってぇ~  ひでぇ~よぉ。  爺ちゃん先生」 「だぁーとれっ!  まったく、コイツはぁ!  あ~っ。  この馬鹿が言っておったように、今日から、属性付与の講義に入る。  ただしじゃ。  防具へ、属性を付与することからじゃぞ。  この技術で、攻撃を相殺させるのじゃ。  それができてから、初めて攻撃方法を教えるでな。  分かったかっ!」 なるほどね。 今までは、その下準備だったんだね。
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