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前に作ったチョロQだって、形だけ真似ても動かないよ。
内部構造などを知って、そのように作らないとダメなんだ。
ただ、完全にしなくても、ある程度なら曖昧でも大丈夫だよ。
耐久力が落ちたり、壊れ易くなるけどね。
そんなことを考えてると…
「魔那を属性化するのは、その応用じゃ。
属性には、地水火風の4つがあるのじゃよ。
これを組み合わせ、他の力を得る。
これを、混合属性と言うのじゃ。
これには、雷や氷などがあるが…
後回しじゃな。
まずは、基本の4大属性を身に付けるのが先決じゃて」
え~っとぉ…
地水火風の属性だけじゃ、ないんだね。
大変だよ…これ。
「まずは、何時も身近にある、水属性からじゃな」
爺ちゃんが、そう言うんだ。
すると、先生達が水を入れた水槽を、台車に載せてやって来たよ。
「水に触れながら、圧縮魔那が水になるように、イメージするのじゃ。
では、始めっ!」
魔那が水になるイメージかぁ…
僕は水槽へ向いながら、イメージしてみる。
…あれっ?
圧縮した魔那が、簡単に水になっちゃいました。
前は、できなかったのに…あれっ?
なんでだろう?
凍夜も、できてるよ。
他にも数人が、同じだね。
圧縮魔那が水に変わったのを見て、ビックリしてるようだね。
それを見て、爺ちゃんが嬉しそうに笑ってるよ。
「雄二。
何を驚いておるのじゃ?」
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