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お爺ちゃんの言葉に、気を良くしたんだね。
クラスのみんなは、魔那の属性化にチャレンジし始めたよ。
僕らは、できた属性魔那の形を変えたりしながら、鍛練を始めたんだけど…
「ストップじゃ。
その鍛練は、鎧へ属性魔那を纏わせた後じゃ。
まずは、水の魔那を、鎧の表層へ纏わせてみよ」
そう告げられちゃった。
凍夜は、不満そうだけどね。
「なんでや。
これを放ってみたら、おもろいやん」
そんな、馬鹿なことを言うから…
ﾞガコォォォンﾞ
ほら、殴られた。
「こん、バカタレがぁぁぁっ！
おぬしのような、お調子者がおるから、禁止じゃ。
それは、攻撃魔術に繋がるのじゃぞっ！
考えなしで行使すれば、辺りが危険なのじゃ。
そうなれば、魔術刑務所に収監ともなる。
決して、許可なしで行使するでない！」
凍夜の顔を見て、真剣な顔で告げるお爺ちゃん。
凍夜も、ことの重大性を、理解したのだろう。
蒼い顔で、頷いてるよ。
「理解したなら、ええ。
では、おぬしらじゃがな、鎧の表層へ、水の魔那を纏ってみよ。
最初は、１部でも良いでな。
それができたら、纏う場所を増やすのじゃ。
最終的には、鎧全体を纏うことを目標にのぅ」
そう告げると水槽の方へ、指導するために行っちゃったよ。
「しかし、鎧へ纏えって…どうすればええんや？」
凍夜が、困惑してるね。
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