始まり

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暗い部屋に入り、電気をつける。 私は今日も1人。 ベランダに出る。 寂しくなった時、ベランダに出て外を眺める。 私なんて、ちっぽけに思えるから。 「よぉ!」 誰かに話しかけられた。 横を見ると・・・ 「あっ!」 倉田 宏!! 何で私の隣!? 「隣ってお前だったんだな!ラッキー」 私は最悪だけど。 「俺、1人暮らしなんだよね!お前は?1人暮らし?親は?」 「アンタに関係ないでしょ!」 私は部屋に入った。 アイツに親の事とか聞かれたくなかった。 高校の友達で、私の親の事は沙紀しか知らない。 何でアイツが隣なのよ。
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