プロローグ

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俺の名前は上原尚斗。 家の一番近くにある麻呂第二高等学校に通う男子高校生。年は17歳バリッバリの高校2年生。 なぜ俺がこの麻呂第二高等学校に入学したかって? もちろん一番近いからである。 ほかの学生たちが電車だのバスだので騒いでる間に俺は自転車で、す~いす~い登校することができる。 この麻呂第二高等学校は通称「麻呂二(まろに)」と呼ばれている。 偏差値的にはいたって普通の学校。普通すぎて有名なくらいほんとに普通…。特にすごい部活動もなければ、変わった校風もない。 全校で約500人、ひと学年150人とちょっとってところ。これもまた普通。 駅に近いこともあって、他の地域からこの学校に通ってる奴も結構いる。 よく言えば「親しみやすい学校」 悪く言えば「これといった魅力がない学校」 いや… ちょっと言い過ぎた。 俺は2年1組の雑用係。 得意技は黒板消し 特に進路の事も考えてないし、部活もやってない、ただのグータラ。 口癖は「つまんねぇ」かな? でも俺は今の生活が嫌いじゃない。 俺の生活は面倒な人間関係に巻き込まれることも、将来に対して焦る事もない。まじnotストレス 俺みたいな奴も、最近じゃ多いんじゃないかな?って思ってる。 まぁ とりあえず俺は普通の学校に通うごくふつうの高校生さ。
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