わがままお嬢様

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「お父様とお母様はなんで一緒にいてくれないのぉ?」 「華恋様、寂しいですか?」 私はコクンと頷く。 「お父様とお母様は忙しいのですよ。」 「やだぁ!」 また泣き出す私を柊は優しく腕で包み込む。 「じゃあ、柊が私と一緒にいてくれる?」 「一緒にいますよ。」 「ずーっとだよ?」 「ずっと一緒にいます。」 私は柊の背中に回してる腕の力を強くした。
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