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「ふふっ。」
私は思い出して思わず笑ってしまう。
「何かありましたか?」
柊は私の行動にきょとんと首を傾げている。
「何でもないわよ。」
私は少し笑いながら言った。
「華恋様、急がないと遅刻しますよ?」
私は時計を見た。
学校に向かう時間まで、まだ30分はある。
「…嘘ついたわね。」
「嘘じゃありません。その時計は遅れています。」
「えぇーー!」
私の朝はいつも慌ただしい。
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