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「ヘッグシュン」 「…くしゃみぐらい、可愛くできねぇのかよ」 「勝手に出るのに、出来るわけないじゃヘェッハァッンッ」 鼻をつままれた 「あんなとこで寝てっからだよ」 あんなとこ…寝てた そっかぁ あの後寝ちゃったんだ 「カスミさん。大丈夫ですか!?」 目の前の土方さんが沖田さんになっていた 「はい。大丈夫です」 「今日一日。大人しくしてることだな」 沖田さんの下で寝転がっている土方さん 「なぜですか?」 下敷きになって動けない彼が指差した方には 「風邪ですよ。風邪ひいたんですよ。近藤さん」 「罰があたったな。源さん」 「私の言ったこと、守らなかったから」 「私達がどれだけ心配したか」 「いっそ、柱にでも括り付けときますか?」 「それはやりすぎてはないか?縄で繋げとくのはどうだ?」 顔半分だけ こちらを見ている二人が 私っていったい… 「そういうことだ」 「私、お花見行きますから!」 「あれはどうすんだよ」 あれ達は…縄持ってる!!!!
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