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「沖田さん。私どうしても、沖田さんと今日、一緒にお花見したいです!!」 「カスミさん…分かりました。私に任せて下さい!!」 ごめんなさい沖田さん 私はあなたの気持ちを利用しました だから頑張って!! 「今日明日、すぐに散るもんでもないだろ」 「そうですけど…」 初めて見つけた手がかりだから あともう少しで何か思い出せそうな気がする でも何かが足りない 「カスミ」 低く小さな声で私を呼ぶ 「あいつらの前では泣くなよ。色々めんどくせぇから」 「なっ何で知ってるんですか!!??」 「馬鹿。声がでけぇ。斉藤から聞いたんだよ」 あっそっか… あぁぁぁぁぁぁ思い出した… 私斉藤さんに膝枕してもらったような気が… 「土方さんが、迎えに来てくれたんですか?」 「あぁ。それから。膝枕のことも言うなよ」 気じゃなかった
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