6/15
前へ
/41ページ
次へ
「本当に助平くんは元気だね」 「だからっ、助平じゃなくて、゙平助゙だってば!。本当晴夜は悪気がなさそうでたちが悪いよなー」 「ごめんごめん。それで、平助くんはどうしたの?何だか急いでたけど…」 疑問を投げかけると突然藤堂の顔が真っ青に変わった (怖っ…) 一様笑ってはいるが、絶対引き攣ってると思う晴夜。そんな晴夜を気にも止めずいきなり背中に抱き着かれた。 「ちょっと、平助くんっ。」 「助けてくれーーっっ」 (助けを求めるのはこっちだよーーっ) 藤堂は細身の割に力が強く、握られただけでも軽く変色する程。そのせいで試衛館からの面々の間では【平助に注意】という注意があるのだ。 .
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加