壱
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「さて、行きましょう?送っていくので」 「でも…」 「遠慮せずに…それに、先程の事がありましたしね」 優しく微笑む東雲さん。 私は手を取りました 「そういえば、お名前は?」 「梅です」 「お梅さんですか!では、お送りします」 そう言って二人は歩きだした .
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