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「東雲さんは、何処の道場にいらしたのですか?」
「え?あぁ…これと言った所は」
「我流ですか…」
「えぇ…けれど、どうして聞いたの?」
「あっ、東雲さんがかなりの剣豪だと思いまして…;」
不思議そうに尋ねる晴夜に慌てて答える梅
「剣豪だなんて…そこまでは;」
「かなりお強いと思います」
「そう?」
そんな話しをしていると前方から独特の羽織が見えた
(あれは…新撰組)
そう考えていると梅がいきなり叫んだ
「沖田さんっ」
「えっ…」
沖田って総司?
すると前方から浅菊色をきた青年が走って来た
「梅っ!お久しぶりです」
「巡察中でしたのにすみません;つい声を…」
「いいですよっ、もうすぐ終わるので!」
二人の世界を作るのはいいのですが、忘れられると…;
「ん?貴方は…」
「忘れた?俺だよ、晴夜です」
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