20人が本棚に入れています
本棚に追加
~永琳が術式を発動した当日、博麗神社~
霊「……」
スゥッ
紫「ハァイ、霊夢。」
霊「……紫か。何しに来たの?」
紫「気付いていないのかしら?異変よ、異変!」
霊「夜が止まってる事?」
紫「違うわよ!月が欠けてるのよ!」
霊「……あぁ、満月が変ね。」
紫「貴女ねぇ……」
幽「無駄よ、スキマ。」
紫「夢幻の幽香……」
幽「今は、四季のフラワーマスター、風見幽香よ。」
霊「ハァ、アンタまで来るの?」
幽「霊夢、幻想郷は人妖のバランスが大事なの。月がこのままでは、妖怪の力が落ちてしまうわ。」
霊「……仕方ないわね。行くわ。行きゃ良いんでしょ!」バッ
紫「霊夢の扱いが上手いのね。」
幽「貴女より付き合いは長いからね。」
紫「ムムム……」
幽「それに、あの子はただ強引な押しだけでは動かないけど、自分の使命となると結構動くのよ。」
紫「成る程ね……まぁ、なにはともあれ、この『非満異変』を解決してくれれば良いのよ。」
幽「非、非満?」
紫「そ、満月に非ず異変、非満異変よ!」
幽「何か太りそうだから、永夜を主役にして永夜異変にしましょう。」
紫「……。」
最初のコメントを投稿しよう!