~InperishableNight~

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慧「フーッ……!」 霊「クッ、止めるしか無いわね!」 慧「グルァァ!(未来『高天原』!)」 霊「キツいわね……」 けど、おかしいわね、半獣は、獣の部分が強く出る満月の日だとしても、理性は残る筈なのに……今の慧音にはそれが無い…… 霊(さっきの声……月の狂気って言ってたわね……何かあるのかしら?) 慧「ウゥ、ガァァ!(旧史『旧秘境史』-オールドヒストリー-)」 霊(間を……縫って……止める!) 弾の隙間を縫い、霊夢は慧音の首に封魔針を直接たたき込んだ! 霊(私の霊力と、針の封魔の力で、何とかなってくれれば……) 慧「う、グルル……」 霊(動きを止めるのが限界、か。この後に備えて、大分霊力抑えたからなぁ……) それだけ、慧音の妖力は強い。 ?「おい、お前!」 霊「!」 ?「慧音に何をした!?」 慧「も、コウ……ゴ、解だ……」 妹「許さない……!」ゴウッ 霊(炎の……翼!?それに、何なのこの桁外れの『霊力』は!?) まるで、紫や、幽香のように何百年も生きたみたいに、強い! 霊(こんな奴が、野心も無しに潜んでいたと言うの?) とんでも無いわね……。
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