転校先は不良校

10/12
前へ
/61ページ
次へ
そこにいたのは 茶髪にピアス、背丈は175といったところか 制服を着崩し、いかにも不良ってやつがいた 私は弁当を片付け屋上を去ろうと、男のそばを通り過ぎようとしたとき、腕を掴まれた 「何で泣いてた」 男の問いに戸惑いながらも私は決して男の方を振り向かない 「その手を離せ」 私はだんだんその男に苛立ち、結構低めの声で言った 「離す前に答えろ。なぜ泣いていた」 どうしてここまで気にするんだろうか 私の苛立ちはさらに増したが、面倒なことになるのはごめんだ 「目にゴミが入っただけだ」 「そうか」 やっと離してくれた 「お前、俺の女になれ」 屋上を本当に出ていこうとした時に言われた が、興味なかったし、無視して出て行った
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

252人が本棚に入れています
本棚に追加