合コン

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「なあ頼むってー!!」 「やだ」 「わがまま」 「やだ」 「うんこ」 「やだ」 明日は聡に勝手にセッティングされた合コンがある 俺はなんと言われようと拒否 聡は昨日からずっと来るように頼んでくる 「もしかしたら運命の出会いあるかもよ?」 「今更いらねーし」 「最後くらい童貞卒業しとけば?」 「右手で十分」 「ぶふっ」 聡は急に吹き出した 「なんだよ」 「お前って真顔でそういうこと言うからうける」 「なんだよ今更」 「んー…俺、お前のそういうの好き~」 なんだよこいつ… 急にきもいこと言い出して抱き着きやがる 「あとイケメンだよな」 「さっきからなんだよきもいな。褒めたって行かないからな」 「いや、素直になっとこーかなって思って」 「は?」 「俺の一生、友達でいたいから」 「…おう」 「俺の一生だからな?」 「それは無理だろ」 なんて無理なこと言い出しやがる お前の一生なんて… 俺…あと三ヶ月しか、友達でいられねーんだよ 「夏樹…でも、ずっとな」 「おー…」 聡はそういいながら涙目になっていた 友達だよ… ずっと 俺が死んでも 勝手に友達にしてやがれ 俺あっちでも勝手に友達にするから
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