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紅奈は私の声が好きらしい
一人でカラオケに行く度電話or録音を頼まれる(実は遠距離恋愛なので一緒にカラオケに行ったことがない)
別に嫌ではないし、彼女が喜ぶことならしてやりたいから録音はしている
そんな私だが彼女の歌声はあまり聴いたことがなかった
お、紅奈からメールだ…
本文
[ヒトカラなぅー]
チャンス!と思ったが私は今電話は出来ないような状況だった(確かバイトがなにかだった)
くそ…よりにもよって…orz
とか思いながらケータイ画面を見つめる私
あ、そうだ!これはケータイ!ケータイならば必ずあの機能がついているはず…!!
本文
[ごめん今電話できないから録音してほしいなぁー]
そう目をつけたのは録音機能
これでいい、我ながら名案だ♪(@゚∀゚@)
お、返信きた
本文
[録音?ってやり方わかんないよ💦]
(;;;´Д`)えー…
そういえば彼女は機械音痴でした(笑)
とりあえず今回は断念…
その後の電話での会話↓
紅奈(以下紅)「ごめん録音って機能なかったの💦」
雷梛(以下雷)「うそぉ、ツールとかにないの?」
紅「道具箱?」
雷「はい?」
紅「え?ツールってそういう意味やないの?」
雷「いや知らんけどとりあえず探してみようや」
紅「うん…(カチカチカチカチカチカチ←ケータイの操作音)」
雷「あった?」
紅「ううん…ない……ボイスレコーダーっていうのしかないよ?」
雷「え、ちょ、 そ れ だ よ 」
紅「え?!でもレコーダーって古いなんか再生するやつじゃないの??」
雷「ちげぇよ!この場合のレコーダーは録音機なのっ!record!記録!」
紅「Σ(゚Д゚)ハッ」
雷「…紅奈って抜けてるとこあるよね(笑)」
紅「あぁぁぁぁぁぁぁぁ恥ずいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ////////////////////////」
…加えてアホの子でした(笑)( ̄ー ̄)フフッ
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