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元々、節操のない自堕落な生活を繰り返した10代の時に、息子は生まれている。
真由美に、子供に対する責任感などなかった。
子供が飢えようが汚れようが、まずは自分が食べ自分が着飾ってきた。
ならば、もう一回くらい自分を優先したっていいじゃないかーー
そして、真由美は昔の崩れた生活をしていた頃に関係した男のところへ足を運んでいた。
ヤバい噂のある男ーー薬の売人だと人は呼ぶが、実はある組織に繋がっているのだとも。
人身売買。
臓器売買。
真由美は、子供らを売ることにしたのだ。
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