*2章*

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「さくら!帰ろ~」 「うん」 放課後。 私はいつも通り、奈々達と帰ろうと足を進めたけど… ―そうだ! 「奈々っ、茜、ごめん!用事思い出したっ」 早口でそう言うと、かばんを掴んで急いで教室を出た。 「どーしたのよー?」 奈々の声だけが後ろから聞こえた。
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