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(あの馬鹿め……あの程度の攻撃で隠れる必要などないだろうが……)
ザザはドーザの放つ杭を薙ぎ払いながら思った。
今ドーザは散発的に攻撃をしながら後退している。攻撃は的確に進行方向に放たれザザを近寄らせない。
「チッ、トレス何をしている早くこい。一般人のいる方に出られると面倒だ」
ザザは通信機でトレスを呼ぶ。
『いや、お前ならそれ位抜けれるだろ』
「それ位……?貴様見えているのか?」
『ああ、バッチリと』
「なら手伝わんか!!」
『ヘイヘイ、了解っと』
――――通信切断
そしてその直後、真横から火の玉が飛び出しドーザに命中、炸裂しドーザを吹き飛ばした。
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