運命の歯車

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その頃 雷電「ふん!」 キン、キン! 希「なかなかやるね雷電。」 雷電「何故俺の名前を知ってる?」 希「有名人よ。」 シュッ キーン! シュン! 希「鈍った?」 雷電「そんなことはない。」 シュン! タン! 希「キレがない。」 雷電「無線を傍受していたのは君か?」 希「そうよ。」 雷電「本部は何処にある?」 希「馬鹿、教える訳ないじゃん。」 雷電「急がなくてはならないから本気を出させてもらう。」 希「何?今まで本気じゃなかったの?」 タン! 希「はっ速い!」 スパッ! 希「…生き返る…。」 ドサッ… 雷電「ソリッド達に追いつかないとな。」 シュタタタ… 雷電「敵兵は居るが死んでる。数が少ないから見つからなかったんだな。ここが精製所…。」 階段を飛び降りる タン! タッタッタ! 青木「ターミナルだ。」 ソリッド「雷電、追いついたな。」 雷電「待たせたな。」 ソリッド「奴は?」 雷電「殺した。」 青木「あれは列車!」 タッタッタ! ソリッド「ない!」 青木「前!」 ソリッド「軍用トラック!…遅かったか。」 青木「ナンバーは6EN4か。」 ブロロロ… 青木「引き返すか、マザーベースに戻るかどうする?」 ソリッド「そうだな。いっぺんマザーベースへ帰ろう。」 雷電「あぁ。」 ドン! 青木「何だ?」 ドガーン! ソリッド「くっ!」 吹き飛ばされる ゴロン、ゴロン… 青木「くぅ~!いった!」 ソリッド「大丈夫か!?」 雷電「何者?」 青木「あれはM1エイブラムスだ!」 雷電「随伴兵が4人。」 ソリッド「今回はM1だけだな。」 青木「今回も鹵獲しよう。」 ソリッド「了解。」 ガラガラ… 雷電「後ろに回り込んでしまおう。」 タッタッタ! 雷電「左は俺がやる。」 ソリッド「右は俺と青木だな。」 青木「せーの。」 タッタッタ! スパッ!スパッ! カチン!カチン! 青木「よし。増援が来るかも知れない。来る場所は3ヶ所か…そこに一人ずつ張ろう。」 ソリッド「了解。」 タッタッタ… ICA兵「謎の部隊がいる?俺が居れば余裕だ。」 ICA兵「おい!前!」 青木「そうか。」 カチン!カチン! ICA兵「何だ?死体!?」 ソリッド「ふん!」 ICA兵「だ…うっ…。」 バリバリ…
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