運命の歯車

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青木「柳葉 祐一郎!」 柳葉「フルネームで呼ぶな。」 青木「マークされているって?」 柳葉「無線傍受されてるぞ。」 ソリッド「近くにいるな。いつから傍受されてる?」 柳葉「港に来た時からだ。」 雷電「敵本拠地は何処だ?」 柳葉「分からない。ただ言えることは中津…復活…野望…世界征服…核…国防省ってことだな。」 青木「やはり、アメリカが関与しているか…中津?中津 敏明1尉の事か?」 柳葉「分からない。聞こえてきた単語を言っただけだ。」 ICA兵「うわぁ!」 柳葉「何だ!?…うわぁ!」 ソリッド「本部に傍受されている事を伝えるべきかいなか…。」 青木「伝えよう。捜している余裕はない。」 144.6 三川「今丁度コールしようとした所だった。」 青木「無線が傍受されている。そして俺達はマーキングされている。」 三川「何だって!?まずいな…分かった。こっちでも何とかしてみる。」 雷電「敵を捜すか。」 青木「ここを出るとイラス山のカミーノデラードに行く。壷になっているからスナイパーがいる可能性がある。」 ソリッド「スナイパーかスナイパー・ウルフ以来だぞ。」 青木「PTRD2015があるだろう。」 ソリッド「そうだな。」 タッタッタ… 青木「コンテナとかこんな所に置くなよ…邪魔くさい…。」 ソリッド「いい隠れ場所だろう。」 ダーン! 青木「見つかったのか!?」 ダーン! 雷電「違うな…案山子に撃ってるだけだ。」 ソリッド「哨戒兵が3人、スナイパー1人…余裕だ。手前2人が雷電、奥が俺。スナイパーが青木。」 青木「先ずは俺が木の所まで行く。」 タッタッタ… カチッ カチン! スナイパー「うっ…。」 ソリッド「奥の兵士を眠らせる。」 カチン! ICA兵「何だ?」 ICA兵「どうした?」 雷電「俺が残りを切る。」 スパッ!スパッ! 青木「雷電、切る以外の武器ないのか?」 雷電「要らん。」 青木「いや、それは困る作戦上。」 雷電「ならこの電流が流れるナイフならどうだ?」 バリバリ… 青木「銃を持ってくれ。」 雷電「ならこのP90。」 青木「それでいいよ。」 シュッ… サクッ! 青木「手裏剣!?」 雷電「誰だ!」 キン、キン! ?「はぁ!」 キーン! 青木「忍者!?」 雷電「ハッ!」 スッ… トン、トン! ?「ふーん」
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