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「待てぇっ!!」
翔は無我夢中で走った。
目の前に、絶対に捕まえなくてはならない男がいる。
必死になって山道をかけ走った。
「ぜってぇ逃がさねぇー!!」
近道をして男の前に立ち塞がった。
焦った男は、下に道路があるのを見て道なき道をかけ降り、道路へ向かった。
「くそっ!」
翔は男の後を追いかけた。
翔が下り終わる時には、男は道路を横切ろうとしていた。
プップーーッ
「おいっ、車だ!」
翔は思わず目をつぶった。
キキーーッッ
ドンッ
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