The battle of ODEN

危機 襲来

人形のような大きさの少女が不安気な顔であたりを見回している
｢あれっ？確かこっちにあったはずなんだけどなぁ…それにこっちの世界じゃ縮むみたい…｣

｢ワン！ワンワン！｣
黒き獣が少女の前に立ちふさがる！

少女は首に巻かれたものを見つけそれに書かれた文字をよむ
｢フェン…リル？｣

その瞬間！フェンリルの牙が襲いかかる！小さくなった彼女には一撃で致命傷になりかねない！
しかし、彼女はそれを後ろに下がることで容易にかわす！

｢わっ！危ないなぁ！悪い子にはお仕置きだからね！｣

少女が腕を前に払うと液体が飛び散り
そこから屈強なる戦士達が飛び出る！
｢この命オデン女神様のたまに！｣
｢シルルーン様万歳！｣
彼らもまた似たような大きさでありフェンリルの脅威にはならない
だが彼らの持つ武器は対抗しうる手段になるだろう

こうしてフェンリルとの戦いが始まった！
シルルーンは生き残ることが出きるか！