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全ての戦いが終わり
戦士達は休んでいた
そのとき！
｢あなたたちは
私のコクと旨味になって
もらうんだよっ！｣
シルルーンが微笑み
手を１振りする
その動作だけで辺り一面は
火の海となった！
そしてシルルーンが一際輝くと
人の形をしていたものが
野菜のような形になり
調理される！
あるものは刃物で刻まれ
あるものは串で貫かれる！
シルルーンがもう一度手を振る！
すると野菜達は鍋に入れられ
強火でグツグツ煮込まれる！！
シルルーンが指をならす！
野菜達は汁にとけ
シルルーンがそれを飲みほす！
｢これでより一層おいしくなったかな？｣
シルルーンが笑みを浮かべる
しかし、その笑顔には
先ほどのような悪意はなく
汚れを知らぬ少女のような
純粋な表情をしていた
｢新しい場所でまた、集めなきゃね！
そしてもっとも～っと美味しくなりたいな！｣
そうしてシルルーンは旅立った！
こうして世界が終わった！！
しかしまたどこかで
誰かが戦い！
汁にとけていくだろう！！
┼ヽ -| ﾚ |
d⌒) /|⌒) _ノ
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