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「なんか恋人気分を味わえて嬉しい」
「あはは。裕子が喜んでくれて何よりだ」
裕子が僕の頬にキスをしてきた。
「恥ずかしいなぁ裕子」
「だって裕二君のことが小学校の時から好きで好きでたまらなくて、夢叶えるため一生懸命勉強したんだもん。これぐらいの特典なくちゃね!」
裕子が満面の笑みを見せた。
時計を見れば、午後4時を回っていた。
「もう4時だ。裕子帰ろう」
「うん、もうそんな時間なんだね、有り難う。楽しい時間を過ごせたわ」
僕は裕子と手をつないで渋谷駅へ歩いていった。
「裕子、頑張ってレストラン予約したから楽しみにしていてね」
「うん、有り難う」
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