『本日より新人剣士になっていく予定でした①』

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で、このままいけばこの苗木将軍様は枯れ‥日差しに討たれる。 「まぁ‥砂漠っぽいしな」 ぽいってかどうみても砂漠です。 だから先輩、いままでありがとうございました。 「ちょ、干からびるなら一緒だろ!」 いやですよ、こんな場所でわざわざ一緒に干からびるとか、しかも先輩みたいな冴えない青二才‥ゴッホゴホ失礼。 「ひどっ!」 とにかく自分は帰りますんで。 「イヤイヤイヤおかしいだろそれ!帰れるんなら帰ってるから!!‥まぁ帰った所で流石に俺斬られそうだけど」 ‥でしょうね。 さっくりバッサリ首と体と手足にされそうですよね。 「うぇ気持ち悪い事言うなよ」 それ以上な事しとる剣職がなにいってんですか。 てか先輩と漫才する気ないんで先帰りますんで頑張って帰って下さい。 まぁダメでも先輩は苗木将軍を守り散ったと‥ 「いやいやだから帰れな‥」 私の分の新人帰還用呪具でささっと帰還して伝えておきますんで。 「え?ちょ?まだ持ってたのかよ!?」 だれかさんのおかげでずっと葡萄勤務でしたから使用機会がなかっただけですが何か? 「‥はははは!ってかそれなら2人は帰れるだろ?!」 ‥えぇまぁだからこの葡萄苗木将軍と帰還し先輩の勇士をですね 「イヤイヤイヤ流石にこの量は魔力足りないって!失敗するくらいなら俺ヘルプミー!なけなしの魔力だよへいへいへ~い!!」 ‥うっざ。 「ちょ、実際俺も思ったけど言っちゃだめだろ先輩なんだぞ!俺様を敬え!」 ‥更にうっざ。 てか先輩程度が言ってイイ台詞じゃないです。 「程度とか!」 あ、あと確かに先輩なんですけど、先輩の魔力とか一切期待してないんでいいです。 「いやいや剣職とはいえ俺結構鍛錬して‥」 なんで負傷中の苗木将軍の事は任せて思う存分日差しとやりあって下さい。 「‥少量抱えて知らせに帰って戻ったってまにあわないんだからな?お前も道連れなんだからな?」 よっこらせっと。 あ、言い忘れてましたけど自分魔職になってますんで先輩後輩コンビも解消ですね。 「‥え?」 先輩といたらいつまでたっても出撃できないんで、魔職にして超々遠距離から鍛錬してたんで魔力には自信あるんですよ。 「え?マジ?」
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