第1話……超能力

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天瀬は学園長に言われ第1測定室に着いていった。 「よしー着いたよー。じゃあ、そこの能力測定機に座ってー。」 「分かりました。」 学園長が能力測定機を作動させて言った。 その学園長に応えるように天瀬は座る。 「じゃあ、いくよー。」 「お願いします。」 ズダダダダ 暫くし能力測定機がとまった。 「やはり……天瀬君の能力数値は0だ……何でだ?あんなに喧嘩も強いのに……。」 「そうですか。でも俺はこの拳を信じてみます。いつか、俺にもなんかしらの能力が使えるはずです。では、失礼。」 学園長は残念そうな顔をして天瀬に言った。 天瀬は俯き、自分の右拳を強く見つめながら学園長に言った。 「じゃあ、俺はこれで失礼します。」 天瀬はそう言って第1測定室を後にした。
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