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天瀬は学園長に言われ第1測定室に着いていった。
「よしー着いたよー。じゃあ、そこの能力測定機に座ってー。」
「分かりました。」
学園長が能力測定機を作動させて言った。
その学園長に応えるように天瀬は座る。
「じゃあ、いくよー。」
「お願いします。」
ズダダダダ
暫くし能力測定機がとまった。
「やはり……天瀬君の能力数値は0だ……何でだ?あんなに喧嘩も強いのに……。」
「そうですか。でも俺はこの拳を信じてみます。いつか、俺にもなんかしらの能力が使えるはずです。では、失礼。」
学園長は残念そうな顔をして天瀬に言った。
天瀬は俯き、自分の右拳を強く見つめながら学園長に言った。
「じゃあ、俺はこれで失礼します。」
天瀬はそう言って第1測定室を後にした。
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