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本当に自分に能力は宿るのか?
何故、俺だけ能力が使えない。
「健!!」
天瀬がそんな事を思っている時、後ろから女の声がした。
(誰だ?)
少しだけ目を横に動かして後ろを見た。
「沙羅なんだよ!」
こいつは俺の幼なじみの如月沙羅。
こいつの詳細も後程。
「得に何の用もないけど……ハァハァハァ。」
「用がなければあっちにいってろ!」
沙羅は息を尽かせながら喋った。
だが今の天瀬は機嫌が悪く沙羅に強く言って歩いて行った。
「健……また、能力数値が……。」
(ゼロだったの?)
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