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・魔法
精神力から生じるエネルギー、魔力を用いた技術の事。 地、水、火、風、空の五属性があり、それ以外の属性は一部の例外を除き存在しない(詳しくは「属性」の項を参照)。
魔法は異能とは違い、人でも魔物でも、魔力を精製できるなら誰でも使える(むしろ出来ない方が珍しい)。 勿論「使える」事と「上手い」事はイコールでは無いため、魔法の技術は当然鍛錬と才能に依存する。
魔法には大別して「自然魔法」「召喚魔法」「呪詛魔法」が存在する。
自然魔法とは一般人がまず真っ先に想像するような「火を出したり空を飛んだり」する魔法の事で、詳しく言うと「術者の属性と力量の範囲内で自然現象を操作する」魔法の事である。 これは三種の魔法の中で最も難易度が低くポピュラーで、日常的にも多く使われる魔法の種類である。
召喚魔法とは特定の存在(有機、無機問わず)を召喚し、使役する魔法であり、こちらは比較的難易度が高く自然魔法より危険を伴う。 使い魔を喚んで契約する召喚契約も召喚魔法の一種だが、生涯に一度、しかも魔国民しか行わない特殊な召喚魔法である。
具体的には使い魔よりも下位の低級な妖魔や小動物を喚んで命令を下したり、武装やアイテムを呼び出す事も可能である。 極めれば有用だが実際には使用以前に、並の術者なら成功するかどうかという魔法体系ではある。
呪詛魔法は所謂「呪い」であり、現在では使用者自体が殆どいないのが実状である。
その効果は多岐に渡り、加持祈祷のような正の方向に使えるものもあれば、逆に他人を呪い殺したりと負の方向に働く術もあるなど、極めて両極端である事が特徴として挙げられる。
現在使い手は殆ど見られないが、過去、古代ヤマト時代には天変地異を起こすほどの「呪術師」が存在し、それは現代に生きる彼らの子孫にも密かにその技法が受け継がれている、と言う噂もある。
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