愛は種族を超えて

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部屋に入り、ベッドに寝転んで考える。 学園か・・・ 俺は学校などに行ったことはない。 だからどんな生活になるか想像もつかない。 まぁ、良いか。どうせなるようにしかならない。 暫くして、大事な事を聞くのを忘れていた事に気が付いた。 一階に降りて受付嬢の所へ。 「すいません、依頼を今受けることは出来ますか?手持ちが少なくて。」 ここへの逗留の理由は、少なくなった路銀を稼ぐのが目的だった。学園の話で忘れるところだったよ。 「あ、今カードが出来たので大丈夫です。」 受付嬢から金色のカードを受け取った。 「ありがとうございます。」 カードを懐にしまい、もう1つ聞き忘れていた事を聞く。 「学園に行くのは、いつ頃になりそうですか?」 「はい、1週間程かかります。」 1週間か。それまでに依頼をこなして資金を貯めなければ。 「わかりました。とりあえず、この依頼をやります。」 俺は討伐系の依頼を受け、ギルドを出た。 夕方に依頼を終わらせた俺は、食堂で夕食をとりギルドに帰った。
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