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さいどK
北「行ってきまーす!」
俺は高校三年の宏光。
サッカーが得意で、
勉強も結構できる。
女「宏光くーん!(ハァト」
女「きゃーっ//」
幸せなことに、
女子にもモテたりする。
藤「みっくーん!」
いまこっちに走ってきたのは、
俺とちっちゃい頃からの
ダチの太輔。
母親同士が仲良くて
生まれた病院も一緒で
俺らは生まれる前から
一緒にいたんだ。
太輔は見た目は
ギャル男っぽいけど
喋るとおもしろくて優しくて
勉強はあんまりだけど
とにかくいいやつ。
そんな太輔に思いを寄せる奴は
少なくない。
実は俺も太輔のことが‥。
藤「‥み‥‥くん!‥
みっくん!!」
北「へっ!?」
藤「へっ!?じゃねぇし!
遅刻すんぞ!」
俺、太輔のこと考えてたら、
ボーっとしてたみたい。
って呑気なこと
言ってる場合じゃない!
遅刻する!!;;
藤「行くぞ!!」
そう言って太輔は
俺の手を掴んで猛ダッシュ。
北「ちょちょちょ、早い早い!
待ってよ太輔ー!;;」
太輔が手を掴んでいるので
転けそうになる。
実は太輔は校内で3番目に
足が速いんだ。
さすがバスケ部‥。
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