放浪

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風が吹き抜ける感触がする 私は眼をあけるとそこは一面青い空だった 私は確かベットで寝ていたと思う しかしここは草原の様で懐かしい草の匂いがする ほっぺをつねるが痛みはある ただの夢ではないようである 私がなぜうろたえないのかというといつも夢想していたからだ どこか遠い場所に行ってみたいそう思っていたから 諦めも入りこの現実を受け入れ始めていた 立ちあがり辺りを見回すと 右には海が見え 左には工場地帯の様な町が見える この状況から察するに私は小高い丘のような所で寝ていたようだ 後ろを見ると更に高い山が広がっていた さて所持品はなんだろうか? なぜか制服を着ていて うん財布もいつもの所にある 携帯は・・・圏外、ですよね まぁいきなり剣をぶら下げているよりは気楽かもしれない装備だ もちろん化物がでたら即死であろう 人間ならまだ拳で応えれる気はする勝つかは別だけど・・・
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