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俺はバイトから帰り玄関の前で深いため息をついた
ガチャン
急に弛緩したためか鍵を落としてしまった
拾おうとして間抜けにも鍵を蹴ってしまい下駄箱の奥に入ってしまった
仕方なくしゃがみこみ覗きこむと鍵と一緒にビー玉を見つけた
そのビー玉には見覚えがあった
インテリアの金魚鉢に戻すとガチャリと玄関が開く音がした
そこにいたのは見知らぬ女性が立っていた
「・・・どうしてあなたはここにいるの？」
「え？ここは俺の部屋ですけど？」
「・・・本当に？」
その言葉に違和感を感じながら振り返って俺は驚愕した
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