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『沢田 大和……』
咲羅が その名前を呟くのと同時に男は 咲羅の体を強引にベッドに押し倒した。
咲羅の服をたくしあげ その胸に顔を埋め 手をスカートの中に忍ばせる。
男の息が興奮で荒くなっていく。
その全ての行為を咲羅は受け入れる。
咲羅の中で ひたすら快感を噛みしめる男の下で 咲羅は目を閉じた。
体に時折 感じる快感。
頭の中では『蘭丸』の名前が 何度も繰り返される。
咲羅は顔も知らない父親の情報と引き換えに自分の体を提供してきた。
スタイルが良く 容姿端麗の咲羅を抱きたいが為に男達は情報を集める。
それも 今日が最後…。
次は 蘭丸を誘惑すれば良い…。
それが最高の復讐になる…。
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