408人が本棚に入れています
本棚に追加
「出来たよ」
俺は出来上がった
ペペロンチーノをソファーの前のテーブルにおく
「あ、ありがとうございます」
「どーいたしまして
ホラ、冷めないうちに食べろよ」
そういうとゆうとは
いただきます、と小さい声で言い
フォークでパスタを綺麗に巻いていくとパクっと食べた
「ん…おいしっ」
少しゆうとが笑った。
「よかった、んじゃ俺も食うか」
ゆうとと向かい合わせになって
ペペロンチーノを食べる
あ、そーいえば…
「あとで家まで送ってくけど
一応、親御さんに電話しとけよ
電話なら貸すから」
そういうと
ご飯を食べる手が止まった。
俯き、表情がわからない
「……親は、その…いいんです
電話しなくても…」
「…そーなの」
「はい、一応門限は…9時までで」
なんか様子おかしいけど
まぁいいか
俺はまたペペロンチーノを食べる
最初のコメントを投稿しよう!