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「もしもし、ごめんね」
『あ、いえ…もしかして
お仕事中…でしたか?』
「そうだけと、気にしないで
それで何だった?」
本当は午後から大事なお客様がくるから
いろいろ忙しかったなんて
本人にはいえないだろ
『あの、連絡先を…いただいたから……』
あーそれで連絡しただけで
用はないってところか…
なんか悲しい←
「じゃ、明日一緒にどこか行くか?」
『え、でも…お仕事とか
大変…じゃないんですか?』
「全然、あ…ゆうとは学校があるか…」
『明日は午後で終わります……』
けど…と続きを言おうとしたけど
それ以上さきは何も喋らないゆうと
「ゆうとは、俺と出かけたくはない?」
『そんなこと…ないです!
でも、この前知り合ったばかりなのに…なんでそんなに親切にしてくれるのか…分からなくて』
最後のほうになると
どんどん声が小さくなっていった
俺もわかんないけどな
ただ、知りたいと思ったから
ゆうとの事を
「俺はゆうとと仲良くなりたいだけだよ。ただそれだけ
で、明日高校まで向かいにいくわ…てか高校生だよね?」
『高校生です、でも駄目です!
待ち合わせに…しましょう」
この答えは出かけるの
いいってことだよな…
ちょっと安心
「いいよ、どこ高校?」
それから通ってる高校を聞きだし
明日の学校が終わる頃に迎えにいくと約束し電話を切った
明日がちょうど休みでよかった
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