第一章【きっかけ】

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「のど、かわいた」 ふ、とのどの渇きに気付き、ベットから下り、水を求めて下の階へ向かった。 リビングに行くと、お母さんがいた。 「おはよう、絢」 「おはよ」 短く返事をし、冷蔵庫から水を取り出し、1口、2口と水を飲んだ。 のどの渇きが満たされると、お腹がすいていることに気付く。そういえば昨日はろくに食べていない。お腹がすくのは当たり前だ。 「ねえ、何か食べるものある?」 「ん?お腹すいたの?じゃあ何か作るわね」 「うん、おねがーい」 、
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