序章

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ある日思い付きで小説を書くことにした。 主人公には手から球を出現させ、自由に扱える能力を与えた。 ヒロインには能力を与えなかったが、魔法使いにした。 途中で出会う少年には2つの能力を与え、一時的に裏切らせて再び寝返らせた。 主人公達は魔法を解放し、目的を達成した。 しかし僕は物足りなさを感じた。 単に敵を倒して魔法を手に入れるだけ──つまらない。 そこで途中で出会った少年の家族が捕らわれていることにし、冒険を再開させることにした。 そして異世界だとつまらないので、自分の住む世界を冒険の舞台とした。 自分の住む場所なら書きやすい──そう、地球なら。
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