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─魔王side─
魔王「ハァ…ハァ…行ったか…」
しかし、我も焼が回ったな…憎むべき人間を逃がすなど…
我はそんな事を考えながら両手に魔力を込める。
この魔力は我の城と我を消滅させるための魔法…我の部下は皆逃がした…
魔王「最後の仕上げだ!」
済まない…仇は取れなかった…ありがとう…くだらない復讐に付き合ってくれて…
我は手を高く上げて魔力を放出しようとした。
??「させませんよ?魔王。」
魔王「な!?貴様!」
我が最期に認識できたのは、謎の声と、我が胸から突き出る一本の手だった…
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