僕のメリーさん

私 メリーさん

｢私、メリーさん
今私は、どこに居るのぉ…？｣

涙声の彼女からまた電話が着た 本日 実に六回目だ。正直 うっとおしい

｢んー メリー それは、僕に聞かれても困りますよ 携帯の地図アプリでも使って下さい｣

｢うぅ～ 私が機械に弱いの知ってるじゃないですかぁ｣

電話の幽霊のくせに
携帯電話すらまともに
扱えないのかよ!

｢この駄霊がｯ！
はぁ 仕方ありません
探してあげますから
そこで待ってて下さい
近くに何が見えます？｣

心底だるいが
彼女をこのまま放置するのも忍びないからな

｢えっと
とりあえずセブンイレブンがあります!
後、ポス｣ブチｯ
ﾂｰﾂｰﾂｰﾂｰ

ｲﾗｯ(ﾟ-ﾟ)
切りやがった(笑)
とりあえず怒りを飲み込んで掛け直すか

｢お掛けになった電話番号は現在電源が(ry｣

現情報
セブンイレブン
ポス？…ト？

………俺は寝た。