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「私 メリーさん
今 あなたの家の前にいるの」
「あぁ 自力で着けたんですか」
「酷い!」ガチャ
ツーツーツーツー
ぴんぽーん
ドアを開けてあげました。
金髪の碧眼に
白のワンピースに白の帽子
いつも通りの彼女が
そこにいた
涙目で。
「うぅ~ なんで探しに
来てくれなかったんですか! 一時間以上迷っちゃったじゃないですか!」
「そんな事言われても…
セブンイレブンとポスト?だけじゃ 探しようが無いですよ」
僕の言葉にメリーは
俯いてしまった
「…すみません」
「もう 良いですよ。
別に私は怒っている訳ではないので
ほら 早く
部屋に行きましょう?
クーラー効かしてますよ」
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