†魔人 No.3†

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鷹梨 ゆうり(タカナシ ユウリ) 種族:【幻魔】    大文豪、ライフリーダー    魔人審議会書記長 年齢:16 性別:♀ Eye- Coror :クリムゾン 髪型:アッシュブラウン    ショートヘア    カチューシャ 特技:特技:攻撃補助魔法全般    録封占術による構成型魔術    リーディング系魔法    アクセス系魔法全般    麻雀、速読、早寝 代表的な術・魔法 サード・オブ・プレイ (梨喰い鳥の変貌) アクシピター・トゥイート (強者のさえずり) 好きなこと:散歩、お風呂、昼寝       ひなたぼっこ       萠美の尻尾弄り 鷹梨という名は、もともとは小鳥遊(鷹のような天敵がいなく、小鳥が遊ぶ様)が変化して、鷹梨(鷹のような肉食の猛禽類も、やがて肉に飽き、梨のようなみずみずしい果実を食べ、穏やかになる)になったとされる。 ゆうりの祖国は、古代より伝えられる【人生を読み、書き伝える者:ライフリーダー】の末裔国であり、彼女自身もその血筋を受け継いでいた。 しかし何故か彼女だけは異端であり、その理由も、普通のライフリーダーなら、相手に触れることでその人物の人生を読み取り、文にしたり占術に応用したりするのだが、ゆうりはまず相手の眼を視るだけで人生を読めるし、その人物の人生観、価値観、善意悪意の大小までもが読み取れてしまうというものだ。 彼女曰く、酷いときには睡眠時に出す脳波で、それらすべてを無意識のうちにこなしてしまう時もあるという。それゆえに、彼女が今までどんな扱いをされてきたか想像に安易である。 ゆうりの性格は非常に温厚でおっとりとしていて、その笑顔はまさに天使そのものと言えるだろう。 だがその反面、自身の能力に恐怖に似た脅威を感じ始め、やがて生業である人生の読み書きも極力避け、読書と占術に没頭していった。 しかしそんな彼女のゆるやかで平穏な生活も、人間の国の敗戦が濃厚になる頃、急を告げるように終わりを迎える。 ゆうりが11歳になる春、魔導の力(偽りの魔力と不完全な科学を融合させたもの)を手にした人間軍が、一族の捕縛と利用の為に襲ってきたのである。
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