0人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ」
「??」
「いや……なんでもない」
少年の言葉の真相が気にはなったが、雨がひどいので先を急ぐことにする。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
家の前の水溜まりを飛び越えて、玄関に入った。
「ちょっとここで待ってて!タオル持ってくるから」
少年が頷くのも見ずにタオルを取りに急ぐ。
はやく拭いて着替えないと、本当に風邪をひいてしまう。
「はいタオル。私ちょっと着替え探してくるから……部屋に行っててくれる??階段登って、左の部屋」
「わかった」
最初のコメントを投稿しよう!